三歳児の指しゃぶりは歯並びに影響するか 乳歯が残っていて永久歯がはえてこない 不正咬合の種類、治療期間、費用 歯並びが悪いことによる障害 八重歯は治せるか 出っ歯は治せるか 受け口は治せるか
「受け口」というのは、上下の歯の咬み合わせが逆になっているもので、「反対咬合」ともいいます。 反対咬合には、大まかに分類すると2つのタイプがあります。 1つは骨格性のもので、もう一つは機能性のものです。 前者の骨格性反対咬合は「下顎前突症」ともいわれ、顔の骨格そのものに異常があり、上顎骨に対して下顎骨が著しく大きい場合です。遺伝的要素も考えられます。これに対して、後者の場合の「機能的反対咬合」は、顎の大きさに異常がなく、歯の生えている角度(方向)に異常があったり、咬んだときに下顎が前方にに移動するために起こる「反対咬合」のことをさします。 治療法ですが、後者の機能的反対咬合の場合、一見難しそうな治療でもきちんと治ります。これに対して前者の骨格性反対咬合の場合には、矯正治療だけでは治せないこともあります。思春期の急激な成長によって下顎骨が伸びて一旦矯正治療で反対咬合が治っても後も後戻りしてしまう場合もあります。しかし、このような場合でも、外科手術によって矯正治療を併用することで治すことができます。 この分野の外科手術は、入院を伴いますが、かなり進歩しており劇的な治療成績をあげています。手術の時期は、成長が完了した18歳前後からで入院期間は、3~4週間必要になります。 学校健診やお母さんがお子さんの反対咬合を発見したらその時点で歯科医院で相談することをお勧めします。